【ワンピースネタバレ】六式は失敗作?不人気の理由や、今後の予想まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースには数多くの技が登場しますが、その中でも異彩を放ち読者も注目しているのが、「六式」です。
人体を武器として計り知れない攻撃力を持ち、限られた者のみが使える高等戦術として主にCP9メンバーが使っています。
この六式ですが、読者の間では不人気で批判も多いということをご存知でしょうか?
ルフィすら苦しめた六式はメリットも多いので、どうしてここまで批判が多いのか気になる人も多いものです。
ここでは、六式が不人気の理由と、今後の予想について紹介していきます。
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1.ワンピース「六式」が不人気な理由とは?
ワンピースには様々な技が登場し、麦わら一味を苦しめますがそれと同時に、戦闘のハラハラ感を演出するのでとても重要です。
すぐに勝ってしまっては話数を稼げないので、物語がトントン拍子に進み作者としても、編集者としても都合が悪いでしょう。
大人の事情もあって今までよりも強い技を出し、戦闘にかかるページ数を増やさなければいけないので、技が多いんですね。
そんな状況の中、主にCP9のメンバーが体得している六式ですが読者からは不人気となっています。
不人気の理由としては、主に以下に挙げるものです。
@ 六式は限られた人でなくてもすぐに会得できるから
ワンピースに登場する六式は、極限まで肉体を鍛えた者が体得できる特殊な体技を指しています。
そして特殊な訓練を積んだ世界政府に所属する人物が、極秘の修行を積むことで体得が可能でその能力は、悪魔の実をも凌ぐほどです。
悪魔の実は泳げなくなるといったデメリットがありますが、六式は自身の体を武器にするのでデメリットがありません。
そのため世界最強の体技として注目を集めましたが、一瞬にして読者を裏切る結果となります。
その理由とは、「体術で特定の人以外でもすぐに体得できるから」という理由です。
最初六式が登場した時は、限られた人のみが体得できる最強技のような印象を読者は受けました。
ところが時間が経過してみると、ルフィやサンジが体得できるというあり得ない設定が追加されたのです。
よくよく見てみると、六式を使いこなせるほど体を鍛え上げれば、六式について詳しくなくても見よう見まねで体得できるとのこと。
では結局CP9など諜報機関に属する人物など、限られた人間に伝えられる六式は何だったのかと読者は呆れました。
肉体を鍛え上げた人ならすぐに体得できるとあれば、レベルの高い海賊なら誰もが体得できることを意味するので、「なら最初から六式を登場させておけ」との批判が高まったのです。
登場したときは、最強技のように見せて、実は誰もでも体得できますという六式だから不人気となりました。
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A 結局は悪魔の実などの特殊能力に敵わないから
海軍の大佐や中将クラスでも、六式を体得している人が多くCP9メンバー以外にも数人が使用しています。
世界政府に属する人間にのみ広まる技として当初は進んでいきましたが、ルフィやサンジが見よう見まねで体得した辺りから崩壊が始まったのは前に記載した通り。
それだけでも特殊技という地位から下がった印象を受けましたが、物語が進むにつれて「六式の存在価値が皆無」という状況が起こったのです。
それは、結局のところ悪魔の実や覇気をプラスアルファしなければ、真価を発揮しないということが明らかになったという点があります。
元々六式は、体を武器にするため悪魔の実のデメリットをゼロにしながら、悪魔の実以上の能力を身に着けられるとしていました。
ですがルッチが放った六式の究極奥義、「六王銃」をルフィが受けましたが特にダメージを受けていません。
もちろん大きな衝撃がルフィの体を駆け抜けましたが、ゴムゴムの性質を持つ体ですから致命的なダメージではありません。
思い出してほしいのは、六王銃は六式を極限まで高めたルッチだからこそ出せる究極技です。
ルッチは4000道力という、強いのか弱いのか意味不明な数値ですが、かなり高い数値であることが本編で明かされています。
つまり六式の限界を手に入れたルッチですら、悪魔の実を持つルフィに敵わないのです。
ここから、悪魔の実>六式が明らかになったので、六式の不要論が確定されました。
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B 六式が今後登場するのか不透明だから
ワンピースは物語が非常に早く進行し、敵がどんどん強くなってきています。
ビックマムの大幹部の位置づけであるスイート3将星は、カタクリが10億ベリーを超える懸賞金と判明しました。
あり得ないほどの強さを誇ることが分かり、ビックマムの強さがどれくらいなのかを想像すると、震えてくるぐらいです。
ルフィはもっとパワーアップする必要がありますし、サンジやゾロといった戦闘役キャラのレベルアップは必須。
戦闘はより激しさを増してくると予想できるので、さらに強力な技を会得しなければいけません。
このように、敵がどんどん強くなっていく中、果たして六式の出番があるのか?という疑問が、読者の間に出ても不思議ではありませんよね?
CP0という天竜人直属の諜報機関に就任したルッチですが、特に出番はありません。
見よう見まねで体得したルフィやサンジは、それ以降六式をより強化した技を発動する素振りもないのです。
むしろ作者自身が六式という黒歴史を闇に葬りたいのかというぐらい、無かったことにされています。
六式が今後登場するのか不透明だからこそ、読者から不人気になっているんですね。
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2.六式に関する今後の予想
ルッチやたしぎなど、世界政府に関係ある人物が体得している六式ですが、ルフィやサンジがいとも簡単に発動したことで、その希少性は崩壊しました。
さらに言えば、六式を極めたルッチですらルフィを攻略できなかった所を見ると、この技の限界が訪れたのは明らかです。
六式に対する読者の不支持は高まっており、今更この技を出したところで敵に通用するのか謎のまま。
CP9などのメンバーに備わっている道力(武装した兵士1人を10道力と換算)も、強さの指標として曖昧さが残りほとんど使われなくなってしまいました。
このように六式に関しては、その存在自体が無かったことにされそうな雰囲気を本編通して感じられます。
では六式は、今後どのような運命をたどると予想されているのでしょうか?
- 作者も黒歴史と感じているので姿を消す
- 真価を発揮し「六式零式」など中二病っぽいネーミングで復活する
- 七式として覇気と組み合わさり強くなる
- ビックマムがなぜか六式を使って表舞台に出てくる
- 天竜人が意外にも六式を使いルフィを苦しめる
色々な予想がされていますが、どれも信憑性が低いというか根拠が全くないものばかりで信用はできませんね。
ということは一番最初に取り上げた予想である、「このまま六式という武術自体が闇に葬られる」が一番納得できるでしょう。
悪魔の実や覇気も、後半になればなるほど使用者が増えており、能力も凶悪になっています。
伸びしろがあるこれらとは違い、六式はもうすでに究極奥義が出てしまっているので、打ち止め感は否めません。
やはりフェードアウトしていくのが、六式がたどる運命なのかもしれませんね。
まとめ
ここでは、六式が不人気の理由と今後の使用状況の予想について紹介していきました。
六式が不人気になった理由は、そこまで強くないし、ルフィがすぐに体得できるなど希少性の低下などが挙げられます。
また本編で全く登場しなくなったので、作者がこの技を無かったことにしたいと考えていると勘ぐってしまうほどです。
今後の再登場も絶望的ですが、技自体はカッコいいので再登場があるのかも注目しながら、本編を楽したいものですね!