【ワンピースネタバレ】ストロングワールド3つの都市伝説や、隠された裏設定
更新日:2019年07月31日
ワンピースは漫画だけでなく、アニメやゲーム、さらには映画などにスピンオフし、どれも大ヒットを記録しています。
映画は話題性が高いものの、あまりヒットはしませんでしたが、「ストロングワールド」が40億円を超える興行収入を記録するメガヒットとなりました。
製作総指揮を尾田栄一郎先生が務めたことが、メガヒットを記録した原因と言われています。
そんな、「ワンピースストロングワールド」ですが、いくつかの都市伝説が存在しているのをご存知ですか?
ここでは、ストロングワールドの都市伝説や、裏設定などについて紹介していきます。
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1.ストロングワールドにまつわる3つの都市伝説
ワンピースの10作品目の映画「ストロングワールド」にして初めて、原作者の尾田先生が製作総指揮を務めることもあって、公開前から相当な人気となりました。
前売り券の印刷が追い付かないという異常事態も経験し、株価は値上がりを記録するなど社会現象にまで発展したのです。
ストーリーは、ロジャー時代に暴れたシキがナミを誘拐し、それをルフィが助けるという単純なもので、「マリオの世界」という表現がピッタリとまで言われています。
そんなストロングワールドには、以下に挙げるような都市伝説が存在するので紹介しますね。
@ 公開が延期されたのは原作者のこだわりが強かったから
ワンピースストロングワールドは、2009年3月に公開予定でしたが12月に延期されました。
映画は多大な労力を使って製作をしていくので、延期すること自体は特に珍しいものではありません。
ストロングワールドが延期された理由の都市伝説として言われているのが、「尾田先生のこだわりが強かったから」です。
一旦出来上がっていたストーリーを、全て捨ててゼロから作り直したからとも噂されています。
原案はもっと内容が複雑で人間関係が織り交ざられ、感動物語になっていたようですが、尾田先生が「もっとシンプルなのが絶対にいい」ということで却下されたとのこと。
自身が制作者であるからには、納得できるものを作らないと読者・鑑賞者に失礼という気持ちが強かったのかもしれません。
いずれにしても大ヒットを記録したのは、この都市伝説のような強い思い入れがあったからでしょうね。
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A シキをボスにしたのは名前が先行されて知られていたから
ワンピースストロングワールドの物語は、ルフィが敵ボスである「シキ」を倒すというストーリーで展開されていきます。
ロジャーの時代に暴れまわった海賊で、インペルダウン初めての脱走者という快挙を成し遂げた人物として原作ですでに登場していました。
映画公開前には「0巻」により、過去編が書き下ろされ下準備は着々と進んでいったのです。
そのため都市伝説で、「シキが使われたのは、原作ですでに登場しているから」という噂が騒がれています。
原作者であるため、本編と映画の整合性がとれることに大きな自信を抱いていました。
それと同時に、「シキをどこかで使いたい」という気持ちもあったと推測され、ちょうど映画で使えば良いという風になったと指摘されているのです。
そうすれば、ロジャーの時代の海賊がどれほど強かったのかが分かるし、本編で登場させなくても良いから好都合となります。
いずれにしても、シキをボスにすることで原作を知っている人は馴染み深いため、大ヒットを記録したと都市伝説では結んでいます。
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B 東の海に設定したのは今後の伏線になっている
ルフィやロジャーなどと繋がりが深い「東の海」が、ワンピースストロングワールドで強調されています。
ワンピース初期に登場した海なので、懐かしい感覚を覚えたファンも多いでしょう。
実は都市伝説によると、東の海に設定したのは「今後の伏線」だと言われています。
シキは、伝説の海賊ロジャーに負けたことに傷付いていますが、それと同時に尊敬もしているからこそ海軍に捕まったのを聞いて怒り狂いました。
つまり、シキはロジャーが出生した東の海の島に強い「こだわり」を持っていたのです。
ロジャーを尊敬するあまり、ロジャーになりきろうとして、あるいはロジャーの生まれ変わりを探していたのかもしれません。
- 東の海の島を攻撃すればロジャーに会える
- 東の海の島を攻撃すればロジャーの意志を継いだ者が反応する
- ロジャーの生まれ変わりがいないかを確かめる
つまりは、こうした理由が複雑に絡み合った結果、シキは攻撃対象を東の海に設定したのです。
そしてこの流れは、ストロングワールドでも明らかな通り、「東の海出身の男に2回負けるとは」というシキの表情に表れています。
ことわざで、「二度ある事は三度ある」というものがあります。
つまり、シキのこの表情、そして結末は「もう一度、東の海で戦闘が起こる」ということの伏線と言えると、都市伝説で指摘されているのです。
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2.ワンピースストロングワールドに隠された裏設定
ワンピースストロングワールドは、大ヒットを記録した映画で、この映画をキッカケにしてワンピースファンになった人も多いのだとか。
人気があるというのは、それだけ多くの人が関心を示したことの裏返しでもあります。
そのため、「制作の裏側はどんな感じだったのだろう」などの、裏設定について知りたいという気持ちを抱くのではないでしょうか?
あまり明らかにされていない、ストロングワールドにまつわる裏設定として有名なのは、以下に挙げる点です。
- ミスチルが主題歌だから尾田先生は製作総指揮になった
- 竹中直人がシキの声優をするのはすぐに決まった
- 特別出演で元水泳選手の北島康介さんが出ている
当初、尾田先生は制作に携わることは予定されていませんでしたが、「ミスチルであれば頑張る」という条件で実現しました。
主題歌は映画の顔になる部分なので、納得できるアーティストでなければ引き受けないと、尾田先生は強く考えていたのだとか。
また、シキの声優については竹中直人さん以外は考えられないとのことで、シキの顔もどこか彼に似ていますよね。
俳優でありながら数多くの声優も務めており、経験豊富だからこそ違和感なく多くの人が楽しめました。
気付いた人は意外と少ないようですが、元水泳選手の北島康介さんが、「キタジマ」というキャラクターの声優をしています。
キタジマは泳ぐのが得意で、魚人族の中でもトップクラスとのこと。
まとめ
ここでは、ストロングワールドの都市伝説や、裏設定などについて紹介していきました。
興行収入40億円を超える大ヒットを記録した今作は、製作総指揮が尾田先生ということもあって、公開前から大注目されたのです。
都市伝説では、シキの登場に関してや、東の海が舞台になったのが伏線との説などが噂されているので興味深いですね。
裏設定では主題歌がミスチルでなければ、制作に携わらないと発言するなど現場をヒヤリとさせた事実が明らかになりました。
原作者が携わることで、原作との関連性が深くなるのでより感情移入できるファンが多いため、今でも話題にあがる名作となっているのです。