【ワンピースネタバレ】ビッグマムが経験した悲しい過去、今後の予想まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースに登場する海賊の中でも、四皇という皇帝に匹敵する高い地位に属している海賊が、「ビックマム」です。
とんでもない実力を持ち、6歳児で5000万ベリーという多額の懸賞金をかけられるほど世界政府から危険視されています。
そんなビックマムですが、実は悲しい過去があり現在の環境が生まれていたことをご存知ですか?
四皇にもツラく悲しい経験があることを、ビックマムを通して知った人も多いでしょう。
ここでは、ビックマムのエピソードや今後の予想などについて紹介していきます。
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1.ビックマムが経験した幼少期の頃のエピソード
ワンピースの新世界編で四皇に君臨しているビックマムは、ルフィ達と直接コンタクトを取っており、対峙をもしています。
そこで見せつけた恐ろしいほどのパワーは、四皇の実力が想像以上であることを思い知らされる結果となったので、「ルフィが勝てるハズがない」という現実を読者は実感しました。
6歳児に5000万ベリーの懸賞金をかけられ、幼少期には5億ベリーとけた違いの額が設定されたのです。
しかしそこには、ビックマムを今のような性格にしてしまった悲しい過去がありました。
巨人族に捨てられたビックマムは、誰の手にも負えない狂暴な性格で孤児院「羊の家」に預けられます。
マザー・カルメルは、狂暴なビックマムを優しく愛情を持って育ててくれたので、彼女に対して慕うようになりました。
6歳の誕生日で、サプライズパーティにおいてケーキをくれたことに感激し、ビックマムは感動のあまり見境なくケーキを食べます。
食べ終わって周囲を見渡すと、今までいた孤児やカルメルの姿が見えなくなっていました。
自分は見捨てられたと勘違いしていましたが、その一部始終を目撃したシュトロイゼンが彼女を保護したのです。
シュトロイゼン以外にも目撃者がおり、ビックマムが行った恐ろしい光景は一気に巨人族に知れ渡ることに。
恐れた世界政府は6歳というビックマムに、異例の5000万ベリーという懸賞金をかけたのです。
ビックマム自身はカルメルに対して起こした行動を自覚しておらず、行方不明という形で彼女の理想郷実現のために海賊として活動しています。
そう、全ては彼女が起こした食欲旺盛な行為によって引き起こされたエピソードが、引き金となっていたのです。
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2.ビックマムが海賊王を夢見ていない理由
ワンピースに登場するビックマムですが、四皇という地位にありながら海賊王を目指している描写はありません。
ビックマムは、カルメルが理想として掲げていた「どの種族も差別されることのない理想郷を建国する」という夢を追い求めており、そのためにトットランドを建国しました。
住民から少しの寿命を貰うことで、平安を実現させるというビジネスに成功しており、見かけ上は理想郷に近い状態です。
ビックマム自身が孤児として育ち、種族の違いから執拗な嫌がらせや、世間からの圧力を経験していました。
カルメルはそんな彼女を、海軍や世界政府に売り飛ばす目的だったとはいえ、親身に世話をし愛情を持って育てたのです。
身内がいないビックマムにとって、カルメルは親以上の存在ですから幼少期であっても、彼女が発する一言一句を正確に記憶していたとしても不思議ではありません。
カルメルが失踪したと思われたときはショックを受けましたが、カルメルが語っていた理想を自分が実現させることを願います。
自身がいじめを受けていた過去と、カルメルの夢が見事に合わさり、現在のビックマムが持つ夢となっているのです。
この理想郷が実現すれば、いじめや差別といった陰鬱な影響を受けずに子供が楽しく生活できます。
自分と同じヒドい経験をしてほしくないという、ビックマムの優しい気持ちが反映しているのはあきらかですね。
ビックマムは海賊という立場を利用してはいますが、本人が掲げる理想郷を実現するために、政略結婚などを通してビジネスをしています。
逆らう国を潰すというよりは、理想郷を傷付けられないよう警備を強化するというのが目的なので、四皇でありながら目的がハッキリしているのです。
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3.ビックマムに待ち受ける今後の予想
シルエットや顔だけしか登場してこなかったビックマムですが、82巻にしてようやく彼女の容姿が明らかになってきました。
ルフィ達との接触も濃厚になってきており、大幹部のスイート3将星も登場するなど、四皇の中で一番接触しています。
ワンピースの物語はルフィが四皇や海軍大将をぶっ潰し、海賊王になってひとつなぎの大秘宝を入手することが目標です。
主人公が宣言しているので物語はその流れに沿って進んでいきますから、ビックマムとの接触が増えるのも納得できます。
では、ビックマムにはどんな未来が待ち受けていると予想されているのでしょうか?
- 四皇としてルフィと対峙し敗れる
- ルフィの理想が自身の夢と重なったので仲間になる
- ルフィに四皇の座を譲り自身は理想郷の実現のために動く
- 海軍に捕まり四皇が公開処刑されるという事態を招く
世の中を悪で満たし支配しようと、ビックマムは考えていません。
むしろ、種族が差別を経験することない理想郷を建国するという、正反対の事柄を夢見て行動しています。
海賊の中では異質な存在であるが故に、彼女が今後どう行動するのか読者は注目しているのです。
いずれはルフィと直接対決をする訳ですが、そこか先の流れは予想によって大きく異なります。
たとえば、ルフィと対峙して敗れるか、ルフィと対峙するが自身の夢実現のためにルフィの仲間になるという未来もあるのです。
今の実力からすると、ルフィはビックマムに勝てる見込みはゼロに近いと言えるでしょう。
戦力差は比較にならないほどビックマムに利があり、真正面から対決しても敗れることは目に見えています。
であるならば、ルフィが掲げる夢の実現が、ビックマムの夢に繋がるという点が明らかになり戦わずしてルフィの仲間になるという予想は可能性として高いですね。
恐らく四皇の中で最強とされる黒ひげ海賊団は、どうあがいてもルフィ達だけでは勝てません。
四皇を仲間に入れつつ、総力戦で押さなければ悪魔の実を複数所持できる反則黒ひげに勝てっこないのです。
最初にビックマムと激突するというのも伏線で、そこで仲間にすることで他の四皇に精神的なダメージを与えられます。
もしかしたら四皇とは戦わずして勝利を収めることができるかもしれず、海賊王の道は一気に開かれるでしょう。
ですから、ビックマムの今後の予想としては、「ルフィの仲間になる」という線が濃厚です。
まとめ
ここでは、ビックマムのエピソードや今後の予想などについて紹介していきました。
ビックマムは凶悪な性格をしていますが、幼少期のトラウマがそのキッカケを作っていることが過去編を通して明らかに。
差別の無い平和な世界を造るのが夢なので、この理想郷実現のためにルフィと手を組む可能性は否定できません。
物語は四皇との激突も視野に入ってきて、過激な展開が待ち構えていると予想できます。
今後の展開に注目していきたいですね!