【ワンピースネタバレ】ロシナンテの過去が悲惨…能力や性格、結末まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースに登場する「ドンキホーテ・ロシナンテ」は、天龍人の血を引く家系でドフラミンゴの実弟として登場します。
過去編にしか登場せず、活躍する機会に恵まれませんでしたが、読者からかなりの支持を得ており人気投票では上位になることも。
そんなロシナンテですが、壮絶な人生を歩んでいるのをご存知ですか?
ここでは、ロシナンテの悲惨な過去や能力、迎えた結末について紹介していきます。
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1.ロシナンテが経験した壮絶な過去
ロシナンテは、聖地マリージョアにて天竜人「ドンキホーテ・ホーミング」の次男として誕生します。
父は家族と一緒に地上で生活しようと決めますが、地上の人に天竜人が憎まれているのを軽く見ていました。
家を焼かれ、迫害を受け兄のドフラミンゴと生ごみを漁って何とか生き延びるという生活を送ります。
後に母が病死し、こうなったすべての原因は父にあると決めつけたドフラミンゴが、ついに父を殺害。
このときロシナンテはわずか8歳であり、父を殺害したドフラミンゴを許せないでいました。
兄の元から逃げだして路頭に迷っているところを、海軍中将だったセンゴクに保護されます。
ロシナンテは子供のころに、壮絶な経験をしていたのが分かるでしょう。
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2.ロシナンテに見られる意外な性格とは?
ロシナンテは海軍本部に所属しながら、ドンキホーテ海賊団に潜入していました。
そんなロシナンテですが、どんな性格をしているのでしょうか?
- 冷徹
- 天然
- ドジ
- 単純
- 純粋
- 感受性豊か
- 慈愛に満ちている
少ない登場回数ではあるものの、ロシナンテの性格は上記に挙げるものだと判明しています。
子供を容赦なく殴ったり、建物の窓から放り出すなど冷酷な一面があります。
しかしこれはすべて演技で、本当は感受性豊かで慈愛に満ちた性格をしているんですね。
子供嫌いなのは、子供が海賊になるのを防ぐために追い出していただけ。
ロシナンテは部屋に入ると転んだり、タバコに火をつければ全身に火が回るなど、ドジな一面を覗かせます。
これも演技と考えてしまいますが、ドジなのは素の性格とのこと。
とてもユーモアのある、憎めない性格をしていると分かりますね。
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3.ロシナンテが持っている強すぎる能力
ロシナンテは、「ナギナギの実」という悪魔の実を食べています。
超人系で、音を消したり周囲の音を聞こえなくさせるという特殊な能力があるんですね。
周囲で発生するあらゆる音を遮断できるものの、直接的な戦闘には向いていない地味な能力。
本人もその事を気にしていますが、彼のように「潜入」を主な任務にしているなら最強の能力です。
相手に気付かれずに近づき、暗殺したり情報を盗み出す事ができますから…。
戦闘は主に格闘術と手榴弾などの小道具を使っており、実力はドフラミンゴから認められるほど。
銃弾を受けて出血した状態でも、何人もの人物をなぎ倒したり、返り討ちにしているのでかなりの強さを持っていると分かります。
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4.「ロシナンテ」と「ロー」の絆が深いと分かるエピソード
ロシナンテを語る上で、トラファルガーローを外す事はできません。
ドンキホーテ海賊団に入団した幼いローを、ロシナンテは自分の子供のころと重ねたのかもしれません。
鉛の中毒に冒され自暴自棄になっていたローを、半ば強引に海賊団から抜け出し様々な病院を訪ねます。
治療してもらおうとしても、「病気が伝染する」と突き放す医師を見てロシナンテは激怒。
医師を殴りつけては病院を爆破するようになり、ローがあまりにも可哀そうな立場にいることにロシナンテは涙を流しました。
2人は少しずつ深い絆で結ばれるようになり、ローにとってもかけがえのない頼れる存在となったのです。
結局、ドフラミンゴから存在を示された「オペオペの実」により、ローは中毒を治す手立てを手に入れました。
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5.ロシナンテが迎えた悲惨な結末
ロシナンテは海軍に所属していますが、ドフラミンゴの実弟の立場を利用して、ドフラミンゴ海賊団に潜入していました。
ローとの出会いで心に変化が生じたロシナンテは、ローに自分の身分などをすべて明かします。
治療法を見つけるために奮闘したロシナンテは、数発の銃弾を受けて重傷を負い動けなくなりました。
今まで集めた情報をローに託し、海兵の誰かに届けるように頼み、ローはその通りに行動。
ところが、ローが渡した海兵が先代コラソンの「ヴェルゴ」でした。
ロシナンテが裏切り者とドフラミンゴの耳にも入り、冷酷な性格をしている彼はすぐさまロシナンテを殺害。
こうしてロシナンテは、ドフラミンゴの手により殺されてしまったのです。
悲惨な結末に、読者は衝撃を受けました。
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6.ロシナンテが放った感動的な名言特集!
ロシナンテは登場回数こそ少ないものの、読者にインパクトを残す大活躍を見せました。
読者から人気が高いので、ロシナンテの発言の多くが「名言」として登録されています。
以下から、ロシナンテの名言の中でも特に支持されているものを、厳選して紹介していきます。
- 愛してるぜ!
- もう放っといてやれ!あいつは自由だ!
- あん時、お前オレを刺したけど…痛くもなかった…痛エのはお前の方だったよな…可哀想によぉ…ロー!!
- 悪かった。昔の事、思い出させちまったか?
- 全部、演技だ
ロシナンテは喋れないという演技を通して、ドフラミンゴ海賊団に潜入していました。
ローとの出会いにより、彼の心には大きな変化が生じているのが名言を通してよく分かりますね。
まとめ
ここでは、ロシナンテの悲惨な過去や能力、迎えた結末について紹介していきました。
ロシナンテは、過去編にしか登場せず活躍の場も少ないながら、人気投票では上位に位置するほど支持されています。
ドフラミンゴに比べて人間味があり、ローとの関わりなどが細かく描写されている所が人気を得た理由と考えられているんですね。
扉絵などでの登場はあるものの、物語開始時点ですでに死んでいるので、本編で再登場する可能性はほぼありません。
それでも、彼は読者の心の中で今でも生き続けています。