【ワンピースネタバレ】ワンピースの「謎」を考察してみた!物語に隠された謎まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースの物語は、単純な冒険目標とは裏腹にキャラクターが複雑に絡み合い、伏線が謎の多いストーリーとなっています。
連載から20年以上が経過しても、読者を魅了させているのは簡単でありながら奥深い内容だからかもしれません。
そんなワンピースですが、判明していない謎が多く、考察の対象になっているのをご存知ですか?
ここでは、ワンピースにの物語に隠されたヤバすぎる謎4つを考察していきます。
ワンピースの謎1 「ひとつなぎの大秘宝」に隠された秘密
ワンピースは主人公ルフィが海賊王の夢を叶えるため、大海原を旅する単純な物語です。
海賊王になる理由は、大海賊時代の幕開けとなったロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を入手するため。
ロジャーは「そこに世界の全てを置いてきた」と発言し、多くの海賊がその秘宝とやらを入手するため頑張っています。
ですがロジャーが遺したとされる、「ワンピース」とは一体何を表しているのかハッキリしません。
- お金に換えられないほど高価なもの
- 思想や地位という目に見えないもの
- 天竜人の地位を脅かす秘密
- 空白の100年に関する事実
こういったモノであると考察されていますが、中でも可能性が高いとされるのが「天竜人の地位を脅かす秘密」です。
世界政府の最高権力「五老星」すら、相手にされないほどの権力を持つ天竜人。
人間をゴミのようにしか見ておらず、奴隷として人間に対してヒドい仕打ちをし続ける彼らは世界の害と言われています。
海軍本部の上層部ですら、彼らの命令に逆らうことは許されず、時と場合を全く考えずに呼出をするほどの権力です。
世界がここまで堕落しているのは、天竜人による権力集中による所が大きいので、どうにかして欲しいと口に出さないものの国民が願っています。
その天竜人の地位を脅かす秘密をロジャーが知り、それを後世の誰かが知り天竜人解体を実行してほしいとの願いをこめて、「ワンピース」として残したと考察されます。
ロジャーはそこで知った秘密が、今現在の時代に成就するものではなく、もう少し後になる必要があると悟ったのでしょう。
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ワンピースの謎2 古代兵器に隠された秘密
ワンピースの物語が進んでいくと、必ず壁にぶつかるワードが「古代兵器」です。
島を1つ壊滅することができる兵器であったり、天候を操って異常気象を引き起こす可能性すらある古代兵器。
- プルトン
- ポセイドン
- ウラヌス
現在はこの3つの古代兵器が登場しており、それぞれが何を意味しているのか全くもって不明です。
古代兵器が誰なのか、というのも興味深いですが「一体何を意味しているのか」という点も、大きな謎で頻繁に考察されています。
よく取り上げられるのは、「空白の100年で使用された兵器」というもの。
世界政府が樹立するキッカケになったのは、800年前ごろに起こった1つの戦争です。
その当時、ひとつの大きな王国が建国され、他の国々はその王国を脅威に感じ集まった20人の王(後の天竜人)は、その王国を滅ぼそうと画策します。
しかしこの王国は、その当時では考えられない科学技術を持っており、倒すのが大変でした。
その王国は月の民が建国した「第二のピルカ」だと言われ、月で開発された兵器が持ち込まれています。
これを使えば、他の国々はすぐに破壊できるとして、使用する準備をしている段階で天竜人となる国々が攻めてきました。
ですから使うことなく1つの王国が滅ぼされてしまったのですが、その民は「いつかこの兵器で、仇を取ってほしい」と考え特定の人物しか解読できない暗号を埋め込み、どこかに隠したのです。
それが現在の古代兵器の真相と考察され、だからこそ世界政府はその兵器を隠したがっています。
発見され使われれば、世界政府だけでなく天竜人の組織すら壊滅してしまうから…。
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ワンピースの謎3 Dの一族の出生に隠された秘密
ワンピースの世界には「D」が名前に入る人物が度々登場し、そこには深い意味があると作者が暗示しています。
作者の考えを察するに、Dとは「半月」を意味しているようですが、それ以上のヒントはありません。
そのためワンピースに残る大きな謎の一つとされており、ここが明らかになってくると物語はより透明度が高くなるでしょう。
この謎に対する考察として取り上げられるのは、「Dの一族は月の民と地球人のハーフ」という説です。
半月の形を暗示している「D」という作者のヒントからすると、月の民と深い関係があると理解できます。
エネルの扉絵シリーズでは、月に古代都市があるのを発見しました。
この月の民は資源が不足し地球にある資源を得るために、月から地球へ移住しひとつの大きな国を建国したのです。
それが後に空白の100年に繋がる戦争へと発展する訳ですが、その戦争により月の民が築き上げた一つの国が消えます。
ですが民は全滅したのではなく、生き残りもいて、いつか先祖の目的を叶えて欲しいという願いを託され、世間からは隠されて生きてきたのです。
しかし、それらの者が自覚できるよう、月と地球のハーフ、つまり満月じゃなく半月の形をした「D」を名前に付けました。
ですからDの一族の出生は、月の民と地球人のハーフで、先祖の民が求めていた夢を実現する目的を持っていると考察されているのです。
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ワンピースの謎4 悪魔の実が伝達される場所に隠された秘密
ワンピースの物語を面白くさせている要素の一つに、「悪魔の実」という存在があります。
月の民が持つ技術によって作られた実との見方もありますが、それはともかくとして、悪魔の実によって単なる実力だけで勝ち負けが決まる訳じゃなくなったのです。
絶対勝てないと思える人物が、強敵を能力によって撃破し逆転勝利を得る場面は数多くあります。
さてそんな悪魔の実ですが、「伝達される場所はどこか」という点は、今も解明されていない大きな謎の一つです。
主人公ルフィや海軍本部大将など、主力キャラクターのほとんどが食べている実にも関わらず、実はほとんど分かっていません。
悪魔の実がどのように伝達されるかについて、いくつかの可能性がこれまでも考察されてきました。
- 物に宿る
- 心臓に宿る
- 生命力に宿る
こんな風に思われていましたが、ブルックなどの登場によって全ては消えてしまったのです。
悪魔の実をさらに謎に追い込んだのが、「黒ひげ」という海賊の登場。
通常悪魔の実は1つしか食べられないのに、黒ひげは白ひげの能力を奪う形で体内に取り入れることに成功します。
どうして黒ひげだけ例外が認められたのかについて、大きな議論が沸き起こりました。
そこで導き出された説得力のある考察が、「悪魔の実は意志に宿る」というもの。
黒ひげは最初、「ケルベロスの悪魔の実」を食べたと言われています。
証拠に黒ひげの海賊旗を見ると、頭が3つあるのが分かり、これはケルベロスを意味しているという線が濃厚です。
ケルベロスは頭が3つあり、それぞれに思考があると考えられているので、意志が3つあると解釈できます。
そのため黒ひげは、ケルベロスの能力によりあと2つの実を食べることができ、ヤミヤミの実とグラグラの実を食べれたのでしょう。
ロジャーもエースも、悪魔の実は意志に宿ることを知っていたような発言をしています。
どちらも、「おれは死なない!」と発言しており、自分がたとえ死んだとしても意志が別の所有者に宿ると置き換えることもできます。
まとめ
ここでは、ワンピースに残された謎の中でも人気が高く、頻繁に考察されているものを紹介していきました。
ワンピースには謎が多いですが、物語初期から登場するものの、その存在がほとんど明らかにされていない謎があります。
そこを中心に今回は信憑性の高い考察を中心に取り上げましたが、どれも興味をそそるものだったのではないでしょうか?
ワンピースの物語が進んでいけば、いずれはこれらの謎も解明されていくでしょうから、読み逃しがないよう注意したいですね!