【ワンピースネタバレ】シャンクスが腕を失った本当の理由まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースの第一話に登場し、ルフィが海賊王になる決意を固めるに至った人物として知られるのが、「シャンクス」です。
彼との出会いが無ければ、ルフィは海に出るのを、ここまで強く意識するようなことは無かったでしょう。
物語のキーマンを担うシャンクスですが、第一話でルフィを助けた際に右腕を失ってしまいました。
これは読者にとってかなりの衝撃となりましたが、シャンクスほどの実力を持つ人物が、どうして左腕を失ったのか疑問に感じますよね?
ここでは、シャンクスが右腕を失った理由などについて考察していきます。
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1.シャンクスが腕を失った5つの理由
シャンクスは新世界で四皇に数えられており、数百万人に一人と言われる覇王色の覇気を持っている人物です。
黒ひげとも引けを取らないので、ワンピースの世界において一位・二位の実力を持つ猛者。
そんなシャンクスですが、第一話で近海の海獣からルフィを助けるために右腕を失ってしまいました。
後にルフィが海獣を撃退しているので、そこまで強い訳ではありませんので、シャンクスほどの実力を持ちながら、どうして左腕を失うに至ったのか謎ですよね?
以下から、シャンクスが右腕を失った理由について、ファンが様々な考察をしているのでその点について記載していきます。
@ 近海の主ではなく別の事案でシャンクスは左腕を失っていた
成長したルフィが一発で撃退できた近海の主に、最強クラスの実力を持つシャンクスが簡単に腕を失うとは考えられません。
であるならば、どうしても腕を失ってしまった理由があるハズです。
そこで読者が考える説の一つに、「別の事案で腕を失った」というものがあります。
初期のシーンでは近海の主しか出現していませんが、別にルフィを狙う「何か」がいたとしたらどうでしょうか?
そしてその「何か」は、ルフィではなく助けようとしたシャンクスの左腕のみを狙っているとしたら…?
描かれていないので推測するしかありませんが、当時からシャンクスは相当な実力の持ち主で、海賊の間で知られていました。
このまま成長されると、大きな脅威に感じた「何か」が、シャンクスを狙うとしたならあのシーンは絶好のタイミングだったのではないかと考えられます。
近海の主からの攻撃は無傷で、別の事案で左腕を失ったという説は十分にあり得るでしょう。
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A 10年前に覇王色の覇気を使っていた
ルフィが近海の主に命を狙われたのは、ルフィが航海に出る10年ほど前です。
そのころのシャンクスはもちろん現在ほど強くはなく、四皇に数えられるほどの実力は備わっていなかったでしょう。
ですから読者の間では、近海の主にやっと勝てるようになるほどの実力で、あまり強くなかったのではないかと推測されています。
確かにあのとき、覇王色の覇気を使ったのは左腕を失い自身の命が危なかったからこそで、初めての発動だった可能性もあり得るでしょう。
しかし後に白ひげが、「おまえほどの実力を持つ男が、イーストブルーで腕を失うなんて信じられない」と発言しています。
当時の白ひげは海賊の中で一番強いと言われていたので、その白ひげから認められていたと考えると、当時もシャンクスは相当な強さを持っていたと言えるでしょう。
ですから、この説は違う可能性が高いです。
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B 泳げないはずのシャンクスが溺れたルフィを助けたから
シャンクスはその当時から悪魔の実の能力者で、自身が溺れて死ぬのを覚悟で海に飛び込みルフィを救ったから、本来の力を発揮できずに左腕を失ったという説もあります。
シャンクスに関する情報が乏しいので、悪魔の実を食べた事実は明らかにされていません。
しかし、もし仮にシャンクスが悪魔の実の能力者だとするなら、海に飛び込んで同じくカナヅチになったルフィを助けるのだけで精一杯だったでしょう。
近海の主に対して攻撃することも、能力を使って撃退することも出来ませんでした。
ですから、悪魔の実の能力ではない、覇王色の覇気ぐらいしか使えずに左腕を失ったのです。
この線で考えると、泳げないはずのシャンクスが溺れたルフィを必死で助けるというのは、悪魔の実の副作用を克服しているようにも思えます。
可能性は低いにしても、この説も可能性としてはあり得るでしょう。
シャンクスの謎に関してはこちらで紹介しています
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C 作者はその時何も考えてはいなかった
シャンクスはその当時、ルフィの恩人として登場させるためのキャラクターで、ここまで引っ張られるとは思ってもいませんでした。
第一話というところから、インパクトを残すべきという編集者の意向も加味しながら、左腕を失いながらもルフィを助けたという構図を完成させます。
その時からシャンクスは物語に登場することはなく、最終回を迎える予定でしたが、あまりにもシャンクスが人気なので「強い海賊」という設定で出すしかなくなったのです。
ですから、シャンクスが四皇になれるほどの実力を持っているのに、近海の主という雑魚に左腕を失うという矛盾と感じるような事態になりました。
作者はワンピースを都合よく編集できるので、そのうち矛盾しないような調整がなされるだろうという説もあります。
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D ルフィが海賊王になると確信したからわざと腕を失った
ルフィがゴムゴムの実を食べて、その能力を見たとき、シャンクスは子供の頃雑用していたロジャー海賊団の長とルフィが重なりました。
悪魔の実は意志に宿ると言われており、ロジャーの意志がルフィに宿ったのをシャンクスは目撃したのです。
そこでシャンクスは、「新しい時代に懸けた」というセリフを白ひげに対して投げたんですね。
白ひげは、「どんな敵でお前は左腕を失ったんだ?」と質問した際の回答として、シャンクスはこのセリフを投げた訳ですが、ここからシャンクスの覚悟が見えます。
海はとても過酷で、海賊は己の非力さを常に自覚しなければいけず、仲間を大切にし時には犠牲になる覚悟も必要であることを、シャンクスはルフィに教えたかったのです。
そんなとき、ルフィが溺れ近海の主が襲うという状況が発生し、シャンクスはわざと左腕を失いました。
自己犠牲を惜しまないシャンクスの姿を見たルフィは、そこで海賊王になることを決意します。
そう、全ては子供の頃見ていたロジャーとルフィの姿が重なり、いつしかルフィがロジャーの意志を継いで海賊王になると確信したからこその行動だったのです。
そのため、シャンクスはわざと左腕を失ったというこの説は、現在もっとも有力視されています。
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まとめ
ここでは、シャンクスが右腕を失った理由などについて考察していきました。
多くの読者がワンピースを読み進める上で、必ず1回は疑問に感じるのがシャンクスが腕を失ったシーンです。
それが第一話に登場するというのは、作者が意図的にやっていると考えるのが妥当でしょうが、その証拠はありません。
いずれにしても、シャンクスはワンピースの物語に欠かせない重要人物ですので、今後、左腕を失った真相が明かされる可能性は高いと言えるでしょう。