【ワンピースネタバレ】ゼファーの過去が悲惨…実力や結末、名言まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースの映画『ONEPIECE FILM Z』に登場する、「ゼファー」はワンピースの映画史上最凶の敵とされてきました。
その実力は想像を絶するものであり、ルフィ達は死闘を繰り広げながらほぼ同士討ちの形で勝利したんですね。
そんなゼファーですが、一体どんな人物なのでしょうか?
ここでは、ゼファーの過去や実力、さらには結末について紹介していきます。
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1.ゼファーが経験した悲しい過去とは?
ゼファーは元海軍本部の最高戦力「大将」を任されており、同期にセンゴクやガープなどがいます。
化け物ぞろいの中、自身も成長していき海軍を代表する戦力と周囲に認められました。
42歳のとき、妻子を海賊に殺害されてしまい、そのショックで現役を退け「教官」として後輩の指導に力を入れます。
三大将や本部中将を育てあげ、「全ての海兵を育てた男」と言われる名教官となりました。
順調に物事が進んでいましたが、65歳の時に自身が指揮する演習艦が能力者の海賊に襲われます。
ほとんどの部下を殺害され、自身も右腕を切断するという悲劇を経験。
73歳のとき、演習襲撃事件の犯人が王下七武海に迎え入れられたことで、世界政府と海軍の正義に絶望。
海軍を去り、海賊を滅ぼす「NEO海軍」を設立するに至りました。
このように、ゼファーは想像を絶するほどの、悲しい過去を経験しています。
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2.ゼファーに見られる個性的な性格
ゼファーは、映画の中でしか登場しませんが魅力的な性格が分かっています。
- 部下想い
- 自己犠牲的
- 正義を愛する
- 自分にも他人にも厳しい
- 努力家
- 冷酷
- 悪を憎む
多くの海兵を育てた実績を見れば、部下想いの性格をしているのは分かるでしょう。
また、自己犠牲的な態度を示し部下を命がけで守る姿勢を鮮明にしました。
「鬼教官」との異名を持ち、厳しい指導をしていましたが、それは自分にも当てはまりストイックな生活を送っていたのです。
このように、ゼファーは「敵」という区分でありながら憎めない素晴らしい人物だと分かります。
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3.実は四皇以上?ゼファーの実力とは?
映画版のラスボスとして登場したゼファーなので、立場上ルフィに敗北する形を取りました。
もしこれが原作で出てきたなら、すぐに敗北する事は無かったはず。
というのも、ゼファーの実力は海軍最大戦力の「大将」を任されていたほどで、現在の三大将を育てたほど。
海軍も世界政府も認める実力を持っており、白ひげと互角かあるいはそれ以上とも考えられます。
白ひげは四皇に数えられていたので、ゼファーの実力は四皇に匹敵するとしても言い過ぎではありません。
劇中では70歳を超え、全盛期に遠く及ばない状態で、長時間戦った事により体力消耗も著しかったです。
満身創痍の状態であっても、ルフィを圧倒するほどでした。
ゼファーの実力がエグいのは、誰の目からも明らかですね。
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4.ゼファーが掲げる本当のな目標
ゼファーは「NEO海軍」を設立し、自身が持つ新しい「正義」を振りかざしていました。
海軍本部とは別の形で、海賊をせん滅するために行動していたのです。
自分の命を助けたルフィが海賊と知るや、すぐに襲うほどに海賊に対する憎悪は激しいもの。
劇中の物語が進行するにつれ、ゼファーが掲げる目標は壮大なものになります。
海賊すべての目標である、「ひとつなぎの大秘宝」を含む新世界の海を破壊するというもの。
"ワンピース"があるから海賊が次々と誕生するので、ワンピースもろとも破壊したら良いとゼファーは考えたんですね。
海軍本部はこの考えを当然認める訳にはいかないので、ゼファーはルフィ達と海軍本部を相手にすることになりました。
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5.ゼファーが迎えた壮絶な最期
ゼファーはルフィ達に命を助けられるも、彼らが海賊と知るや襲撃。
戦いの中でゼファーはルフィ達を圧倒しましたが、体力低下や片腕を失ったハンデなどから共倒れの形で敗北。
ゼファーは戦いを通して認めたルフィ達を逃がすため、さらに自身の行動の落とし前を付けるために海軍と対決します。
全盛期なら大した相手ではないでしょうが、ボロボロの状態で海軍本部と挑むことになりました。
大将「黄猿」が率いる海軍の大軍に対して、ゼファーはたった1人で戦いに挑みます。
もちろん結果は惨敗となり、ゼファーは戦死という結末を迎えたんですね。
自身の考えが変わってしまった事、大変な迷惑をかけてしまった反省の気持ちからゼファーは最期の選択をしました。
敵でありながら、漢気溢れる行動を取ったので、ゼファーの死に多くの観客は涙を流したとのこと。
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6.ゼファーが残した「震える」名言特集!
ゼファーは映画の物語でしか登場しませんが、敵役ながら素晴らしいキャラクターです。
すぐにファンになった人も多く、彼の発言の中には「名言」として登録されているものがあります。
以下から、ゼファーが残した名言の中でも特に評価が高いものを厳選して紹介しますね。
- かかってこいこれが最後だ!!
- 正義とか…自由とか…
- お前らすべてやり直しだぁぁぁ!!!
正義や自由について、今まで信じていたものが裏切られたゼファー。
NEO海軍の創設により、さらに迷走する訳ですが、ゼファーの発言には考えさせられるものが多いです。
一言に重みがあるため、ゼファーは人気があるんでしょうね。
まとめ
ここでは、ゼファーの過去や実力、さらには結末について紹介していきました。
ゼファーは海賊に妻子や部下を殺されるという悲劇を経験し、考え方が大きく変わります。
世界政府や海軍本部の対応にも失望を覚え、完全に理性を失い暴走する結果になったんですね。
壮絶な最期になりましたが、ゼファーは正義や自由について大切な事を教えてくれました。