【ワンピースネタバレ】頂上戦争に隠された大きな謎と、今後の予想まとめ
更新日:2017年09月30日
ワンピースの歴史を二分する大きな争いとして描かれており、かつてない規模で行われたのが、「頂上戦争」です。
ワンピースの物語における不殺主義が初めて破られた形となり、ある意味で読者の間で賛否が分かれるストーリーとなりました。
そんな頂上戦争には、いくつかの疑問が生じており議論になっているのをご存知ですか?
ここでは、頂上戦争で生じた疑問や考察、その後の影響などについて紹介していきます。
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1.ワンピース「頂上戦争」に隠された大きな謎を考察
ワンピース史上最大規模な戦闘が繰り広げられた頂上戦争は、確かに読者の記憶に深く根ざされています。
それは海の勢力図を大きく変化させる要因を作り、その後の海賊団の活動が活発し世界情勢は不安定になったところからして、ワンピースの世界にも衝撃を与えたのです。
そんな頂上戦争ですが、以下に挙げるような疑問が浮上し、それに対しての考察が活発に行われているので紹介しますね。
@ 不殺主義を崩してまでも頂上戦争を描いた理由とは?
ワンピースの読者の間では、過去編などを除きほとんど人が死なない「不殺主義」が、ワンピースの世界に強く反映していると認識されていました。
どんなに激しい戦闘に発展したとしても、主要メンバーも含めたとえ雑魚キャラであっても、負傷や行方不明という形で終わります。
それなのに、頂上戦争ではエースと白ひげという、主要メンバーの死が大きく描かれるに至りました。
不殺主義を崩してまでも、頂上戦争を描いた理由について疑問が生じるのは不思議ではないですよね?
- 原作者の都合でストーリーは進むから
- 壮絶な戦闘を描くことで新旧を分けたかったから
- 白ひげは邪魔な存在なので消す必要があったから
- ルフィの活躍が2人の存在で消えてしまうから
このような可能性があると考察されていますが、どれが正しいのかについての結論には至っていません。
可能性が高いのは、「壮絶な死によって新旧を分ける」という目的があったからというものです。
ルフィの義兄妹として、非常に人気の高かったエースを、まさかあの形で死亡させるというのは誰も予想していないはず。
ルフィはエースが生きていることで、これ以上強くなることができず物語がグタグタになると、原作者は考えたのかもしれません。
ワンピースはルフィの物語なので、ルフィを強くし海賊王になる存在にするためには、エースの死はどうしても必要です。
そうした訳で、不殺主義を崩してまでも頂上戦争を描いたのだと考察されています。
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A 頂上戦争に数多くの組織を投入したのは何故?
ワンピースでここまで大規模な戦闘が発生していないので、頂上戦争という名は相応しいものです。
エースの公開処刑を狙う海軍と、奪還に燃える白ひげ海賊団だけなら、そこまで大きな戦闘にはなりませんでした。
そこに、王下七武海やインペルダウン脱獄囚、黒ひげ海賊団にシャンクスまで入り乱れ大混乱し頂上戦争に発展。
海軍本部の三大将が集結して戦闘が繰り広げられたり、四皇のシャンクスや不気味な黒ひげなどの登場は戦況を混沌とさせました。
「どうして頂上戦争に多くの組織を入れたのか?」という疑問は、読者の間で根強く残っています。
この疑問に対する考察として出てくるのは、「あそこまで混戦にしなければ、エースと白ひげを殺害できなかったから」という意見です。
戦況を見ると理解できますが、海軍本部は相当な苦戦を強いられており、白ひげVS海軍本部のみの戦いであったなら、白ひげもエースも死ななかったでしょう。
しかしこの戦争において、どうしても白ひげとエースには死んでもらう必要があったのです。
単純な戦いでは海軍本部に勝ち目はないので、そこに王下七武海や黒ひげ、さらにルフィたち率いるインペルダウン勢にも加勢してもらうことで混沌とさせました。
こうすれば単純な力比べではなく、ちょっとした隙を突くことで2人の死を作り出すことができると考えられ、このような考察が誕生したのです。
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B 頂上戦争は結果的に誰が一番得をしたの?
頂上戦争を仕掛けたのは、黒ひげで戦局も結果を見れば黒ひげのストーリー通りとなりました。
白ひげ海賊団内部に生じた反乱から、王下七武海に入る目的で黒ひげがエースを縛りインペルダウンに放り込みます。
そして黒ひげは、白ひげのグラグラの実を食べるために、頂上戦争を仕掛けそして実を食べることに成功しました。
頂上戦争が終わった後、黒ひげは白ひげの後を乗っ取るかのように四皇の一角になったのです。
では頂上戦争は、誰が一番得をしたのか? との疑問に対して「黒ひげ」と答えるのが一番だと感じる人も多いでしょう。
しかし、それは本当でしょうか?
考察によると、結果的に一番得をしたのは「ルフィ」だと結論付けています。
ルフィにとってエースという存在はとても大きいですし、白ひげは倒すことのできない超偉大な人物です。
ルフィはそれらを、これから本当に相手にできるのかと問いかければ、多くの人は「いいえ」と答えるはず。
それだけルフィにとっては、倒すにはツラすぎる相手であり、ルフィとエースや白ひげとの対決を、読者は誰も見たくありません。
ですがルフィが主人公のワンピースは、ルフィが海賊王になる道筋は出来上がっています。
この展開を解消するためには、頂上戦争によって2人には表舞台から消えてもらう必要がありました。
だからこそ起こった頂上戦争であり、悲しみのどん底に落ちたルフィですが、結果的に倒せない2人がいなくなったので、海賊王への道はより開かれたと言えるのではないでしょうか?
こうして考えてみるならば、頂上戦争で一番得をしたのは黒ひげじゃなく、ルフィだと考察できます。
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2.頂上戦争の今後の予想を考察
ワンピースの世界において、大きな変化を世界に与えたのがマリンフォード頂上戦争です。
この戦争が終わった後、世界ではどんな影響が発生したのでしょうか?
- 海軍本部が大打撃を受け人事異動が行われた
- 四皇の一角が黒ひげになった
- インペルダウンの信用が落ち署長が交代した
- ルフィたちがさらにパワーアップした
- 新世界の秩序が乱れ世界情勢が不安定化した
- 世界政府の支配力に限界が見えた
- 誰が海賊王になるか分からなくなってきた
ざっと挙げると、このような変化が生じたと予想されています。
海軍本部の大将が2人も変わったり、元帥が赤犬になるという変更は近年にない大変化です。
海軍は海の安定と平和を維持する組織ですが、頂上戦争を通して戦力に乏しいことが露呈されてしまいました。
どれほどの能力を持っているのかが、不明だからこそ海賊の抑止力になってきたのに、三大将を投入したぐらいですから本気の海軍を見せつけたのです。
それでも臨んだ結果にはならなかったので、世界政府の支配力に限界があるという点も分かってきました。
締め上げを強化するのは必須ですが、誰でも海賊王になれるチャンスがあるので、海の勢力図は大きく変わるでしょう。
まとめ
ここでは、頂上戦争で生じた疑問や考察、その後の影響などについて紹介していきました。
頂上戦争は、ワンピースの物語を新旧分ける超重要な出来事で、ワンピースの住民も読者も大きな衝撃を与えたのです。
エースと白ひげの死は、不殺主義を掲げるワンピースにしては例外となり、賛否が分かれています。
頂上戦争で結果的に一番得をしたのはルフィとの見方は、今後の物語の進展によって明らかになるでしょう。
頂上戦争があったからこそ、今の物語があるのでしっかりとその事実を受け止めて、ワンピースを楽しんでいきたいですね!