【ワンピースネタバレ】ウォーターセブンに隠された謎と考察まとめ
更新日:2017年09月23日
ワンピースには様々なキャラクターが登場すると共に、世界に点在する島にも注目することができ、その中でもルフィが立ち寄った「ウォーターセブン」は外すことができません。
ウソップの離脱、海賊の命と言える船の変更、そしてフランキーという新しい仲間の追加などルフィ達を一回り強くさせた印象が残る島です。
そんなウォーターセブンですが、いくつかの謎が残されているのをご存知でしょうか?
ここでは、ウォーターセブンにおける謎とその考察などについて紹介していきます。
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1.ワンピースの「ウォーターセブン」に残された謎とは?
ワンピースのウォーターセブンは、グランドライン前半にある島で造船が盛んに行われ、世界政府御用達の「ガレーラカンパニー」の影響力が強い場所です。
治安が非常に安定しており、経済的にも恵まれていること、そして海賊に対して偏見などを持っていないので楽園と称される場合も少なくありません。
そんなウォーターセブンにルフィが上陸することで、今まで経験したことのない困難な状況を島は体験することになります。
バスターコールの発動によって、島が破壊される危険が発生したのですが、ルフィたちの活躍により終結し無事に島から脱出することに成功したのです。
さた、ウォーターセブンには以下の謎とそれに対する考察がされているので、紹介していきますね。
@ 白ひげとシャンクスの会話が黒ひげのみという謎
グランドライン前半において四皇として降臨していた、白ひげとシャンクスがとある海域で会っています。
海の安定に寄与しているとはいえ、2人が会うというのは危険な兆候のため海軍本部にも緊張が走ったことでしょう。
そう簡単に会える訳ではない両者は、仲間殺しの罪を犯した黒ひげをエースが追うのを止めさせてほしいという点のみ。
中々会うのが難しい間柄なのに、たったこれだけの会話しかしていないのは不可解なので謎が残っているのです。
どうして2人は、その程度の会話しかしなかったのでしょうか?
- 会って話をする時間が限られていたから
- 本当に話のネタがそれしかなかったから
- エースの命に危険が及ぶと理解していたから
- 本編で描かれていないところで話をしている
- ページ数の都合上の問題
こうした点が理由として挙げられていますが、本編等で語られている訳ではないのでどれが正解だかは分かりません。
しかし可能性として高いのは、「エースの命に危険が及ぶと理解していたから」というものです。
四皇ともなれば、どの海賊が危険な存在になり得るのかという情報を、ある程度は把握しているはず。
シャンクスは黒ひげが何か怪しい雰囲気を漂わせ、今後は相当な実力を持つ存在になると理解していた可能性があります。
エースはロジャーの息子ですし、何かとお世話をした存在ですからシャンクスとしても命を落としてほしくないと思っていたと考えるのは自然ですね。
そのため、シャンクスと白ひげは、この会話のためだけでも会う決断をしたのです。
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A ウォーターセブンにおいて一味全員が指名手配された謎
ウォーターセブンの壊滅というこれまで経験したことのない危機を、麦わら一味は力を合わせて解決に導きました。
勝利の宴をあげているとき、フランキーの手下であるザンバイが、手配書を持って乱入し一味全員が指名手配されたことが明らかになります。
ルフィは3億ベリーに跳ね上がり、ゾロも1億ベリーを突破しているのです。
では、どうしてウォーターセブンにおいて一味全員が指名手配されたのか、という謎が残りますよね?
表向きの理由としては、世界政府が管轄する諜報機関CP9のメンバーを敗北に陥れ計画が失敗に終わったからというものです。
この件は世界政府の信用を失墜させる事件となったので、妨害をしたとみられる麦わら一味は世界政府から危険人物と指定されたのです。
そのため、ウォーターセブンの危機が去ってから一味全員が手配されることになりました。
しかしこれは本当でしょうか?
全員の手配書が完成し、それが大量印刷されて届くのにこんなにも短時間で済むとは考えにくいですよね?
インターネットという便利ツールがある時代ではないので、世界本部がどこかの印刷局で印刷をしたものは船を通して運び出されザンバイが入手し発覚しました。
ということは最低でも数日ほどは、手配書が作られてから届くまでに時間が必要です。
宴をしていた頃に、届くというのは物理的にも難しいので、もっと早い時期から作られていたと考えるのが自然でしょう。
つまりウォーターセブンに向かう途中あたりで、全員が指名手配を受けており、今回の事件があろうがなかろうが懸賞金がかけられていたのだろうと考察できます。
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B 新しい船が「サウザンドサニー号」という意味不明な名前という謎
ウォーターセブン編における大きな変化は、ルフィ達が旅する船が新しくなったことです。
海賊にとって船は命のようなものですから、ワンピースの物語史上でも上位になるほどの大変化と言えるでしょう。
しかし読者にとって名前があまりにも意味不明で、「どうしてこんな名前になったのか」という謎が遺されたままです。
サウザンドサニー号は千の海を越えて、太陽のように陽気に乗り越えどこまでも突き進むという願いが込められているとのこと。
しかし、ワンピースの世界で東西南北に分けられた4つの海しかありませんよね?
さらに、太陽は別に陽気ではなく、毎秒毎秒爆発させながらその熱を地球に届けているので陽気という表現は間違っています。
ですからサウザンドサニー号という名前を付けた意味が、全く持って納得できるものではなく謎に包まれているのです。
作者はかなりの伏線を入れて回収するほどですから、この名前も表向きと裏向きの2種類があると考察されています。
表向きは本編でも明かされた通りであり、裏向きは「千の戦いを勝ち抜き太陽のように輝く」というものと予想されているのです。
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2.ウォーターセブンが再登場すると言われる理由
ワンピースでルフィ達が大きく成長できたウォーターセブンですが、バスターコールが不発に終わった後ルフィが離れてからはあまり本編で登場しなくなりました。
もう物語上は不要な島で、そこに割く時間が無いというのが正直なところでしょう。
またグランドラインも後半に突入したので、それよりも前に戻るというのは物理的にも難しいものがあります。
しかしウォーターセブンが再登場するのではないかとの噂が、新世界編に突入した頃から出ているのです。
その理由は、「麦わら一味がもう一回り成長する必要があるから」というもの。
四皇との激突という可能性も出てきた麦わら一味ですが、今のままでは勝利するのは難しいです。
それだけ四皇とは実力に大きな開きがあり、四皇の大幹部で海軍大将クラスの実力ですから、四皇本人となれば計り知れない力を持っています。
麦わら一味は一回り成長する必要があるので、ウォーターセブンが再登場すると言われています。
もちろんその根拠はありませんし、一部の読者が持つ願望という線もあり得るでしょう。
しかし可能性はゼロではないでしょうから、期待している人も少なくありません。
まとめ
ここでは、ウォーターセブンにおける謎とその考察などについて紹介していきました。
ウォーターセブンは麦わら一味が成長し、船が新しくなり、世界政府の闇が見え隠れするなど大きな変化を経験した島です。
そのためか、島に思い入れがあるファンも多く、未解決とする謎がネット上で話題になっているんですね。
またウォーターセブンが再登場するとの憶測も広がっており、可能性は低いかもしれませんがゼロではないので期待している人も多いです。
今後物語はさらに面白くなっていくでしょうから、ウォーターセブンが再び脚光を浴びることになるのか、この点も注目していきましょう。