【ワンピースネタバレ】ペルが生き延びた本当の理由や、今後の予想まとめ
更新日:2019年07月31日
ワンピースは登場するキャラがほとんど死なない、「不殺主義」を貫いていることで知られ、その代表的な人物が「ペル」です。
アラバスタ編で登場したペルは、自己犠牲的な精神を示し王国を守りましたが、誰もが死んだと思う描写があったのに実は生きていました。
そんなペルですが、どうして生き延びることが出来たのかについて、疑問を感じますよね?
脇役でありながら一定の人気を誇るため、今後の登場などにも大きな期待を抱かれています。
ここでは、ペルが生き延びた理由の考察や、今後の予想などについて紹介していきます。
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1.ペルが生き延びた理由とは?
アラバスタ王国でビビを助ける任務にいたペルは、バロックワークスが乗り込んできた際、ルフィ達と一緒にクロコダイルを倒すため共闘しました。
読者側からすれば味方であり、非常に珍しい飛行能力を持つ悪魔の実を持っていることも影響して人気があったのです。
アラバスタ編終盤では王国ごと破壊しようと画策したクロコダイルが、王国に仕掛けた巨大爆弾を爆発させようとしました。
これが爆発すれば王国は壊滅することを理解したペルは、1tもの爆弾を抱え2.5kmも上昇し空中で爆発させ王国を救います。
誰もが自己犠牲に感動し、そしてお墓まで用意されたので死んだと思いましたが生き延びていたのです。
では、どうしてペルは生き延びたと考察されているのでしょうか?
@ 悪魔の実の能力がペルを助けた
世界で5種しか確認されていない、飛行能力を持つ悪魔の実の能力者であるペル。
ゾオン系(動物)であるトリトリの実でハヤブサのような形になって攻撃ができるため当時はかなり珍しいものでした。
クロコダイルの情報によると、ゾオン系の能力を得た人は、
- 異常なまでの打たれ強さ
- 驚異的な回復力
- 人間では不可能な身体能力
これらを得ると言われていますから、ペルは悪魔の実がゾオン系だったから助かったとの考察が有力視されています。
1tもの爆弾を間近で爆発されれば、体は木端微塵になり回収すら不可能となるでしょう。
しかしゾオン系の悪魔の実の能力により、まずは羽で爆風を凌ぎ、どこか砂漠地帯へと吹き飛ばされました。
そこで身動きが取れなくなっているのを誰かが見つけ、病院まで運んでくれたという流れが一番考えられますね。
もしくは驚異的な回復力を持っているため、しばらく動けなかったがその後は何とか立ち上がり、自力で病院へ行ったのです。
こう考えればペルが病院で治療を受けていたのも納得できますし、そもそも生きていたという奇跡も説明が付きます。
ただし、ゾオン系悪魔の実に関する打たれ強さや、驚異的な回復力などは覚醒しているのが条件。
ペルが覚醒していたかは分かりませんが、ビビや王国を守るためという強い使命感が働き、覚醒したのかもしれませんね。
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A 瀕死のペルは何者かによって治療を受けた
傷を癒す悪魔の実も存在しているので、本編で描写されていないところでペルは治療を受けた可能性があります。
ビビを守る任務に就いているぐらいですから、常に居場所が把握されている可能性は高いでしょう。
何かあれば救護班が駆けつけ、すぐに治療を受けられる立場にいることも想像できるため、すぐに治療が開始されたから助かったという考察もできます。
ただし通常の治療では命を繋ぐことは不可能だったでしょうから、悪魔の実の能力による治癒力を受けたと考えるのが自然です。
それでもいきなり完治までは出来ず、応急処置をしてもらってから病院で集中治療をしたのでしょう。
だから目覚めたときには病院におり、誰もが死んだと思ったのでお墓を用意されていた訳です。
1tの爆弾を抱えたまま爆発した訳ですが、その爆風で即死していないというのはワンピースならではという風に感じる読者は多いですね。
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B トリトリの実の隠された能力で生き延びた
ペルはワンピースの世界で5種しか確認されていない、飛行能力を持つ悪魔の実の能力者です。
今までの常識が通用しない、隠れた特殊能力を持っていたとしても不思議ではありません。
一つの考察として出ているのは、「ペルはトリトリの実に隠された瞬間移動できる能力により助かった」としています。
異常なまでに速く移動できるペルは、悪魔の実に隠された「瞬間移動」の能力を、一度限り使用した可能性があります。
爆発する瞬間まで抱きかかえ、爆発した直後に瞬間移動をして病院付近に移動しました。
爆発をずっと受けた訳ではなく、たった一瞬だけだったので何とか命を繋ぐことができたんですね。
1tもの爆弾ですからほんのちょっとだけとは言え、相当なダメージがあったのは事実で、ずっと爆風を受け続けるようなことがあっては即死でしょう。
瞬間移動をしたと考えるなら、瀕死でありながらも生き延びた理由が説明できます。
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2.ペルの今後を予想してみた
ビビを守る立場にあり、最終的には自己犠牲を示して国を救った英雄のペル。
アラバスタ編の脇役という立場でありながら、印象が強かったこともあり現在でも人気が高いキャラクターです。
アラバスタ編が終わった後も、単行本の扉絵などで登場しておりその後の様子が少し分かっています。
- 胸に傷を負うものの元気そうなペル
- アラバスタの仲間と一緒に温泉に入るペル
- ロビンが麦わら一味の仲間になって驚くペル
ペルにとってロビンは手も足も出ずに敗北した相手で、強敵という認識を持っていたでしょうから、麦わら一味になったという話を聞いて驚くのも無理はありませんね。
さて、扉絵シリーズなどで元気そうなペルが出ているのは分かりましたが、ルフィ達と直接関与することはあるのでしょうか?
ルフィ達の物語は2年という期間を経て新世界編へ突入し、ワンピースは大きな節目を迎えました。
アラバスタ編以降はほとんど姿を現わしていなかったビビが、世界会議が開かれる会場へ向かうため船に乗る姿が描かれたことに多くの読者が驚いたのです。
ビビが登場するということは、ボディーガードであるペルも登場するということになります。
確かに世界会議に向けて準備を進めていることが確認され、一応元気でいることは分かりました。
- 世界会議が開かれる会場で革命軍が仕掛ける攻撃に巻き込まれる
- ルフィたちと合流して世界政府解体へ動き出す
- ビビが誘拐されるという情報がルフィに入り一緒に救出へ動く
こういった形でペルの再登場があるのではないかと予想され、どれも可能性としてゼロでないと理解できるでしょう。
世界会議では何が起こるか分かりませんが、ひと悶着あるような展開になると想像できます。
ビビが巻き込まれるのを見て、麦わら一味の仲間との認識が強いルフィが黙っている訳がありません。
仲間を助けるために命がけで守るので、ペルと一緒に行動すると予想できるため、本編での活躍が期待できます。
1tもの爆弾の爆発に助かったのが、悪魔の実が覚醒した影響によるものだとすれば、覚醒したペルの姿が描写されるかもしれませんね。
まとめ
ここでは、ペルが生き延びた理由の考察や、今後の予想などについて紹介していきました。
ペルは自己犠牲で爆弾を抱え、空中で爆発させることでビビや王国を救うという感動的な結末を演出した立役者です。
誰もが死んだと思いましたが実は生き延びており、悪魔の実が覚醒したという考察が一番信憑性を高くしています。
今後は世界会議における騒動で、ルフィ達と一緒に行動する予想もあるため、ワンピースの物語の進行から目が離せませんね!